ムチを打つ。
えぇ、頑張ってますとも。
老体に鞭打って。
皆さんも日々、頑張ってますよね?
そんな中、思わぬ事故に遭ってしまったりして
「むちうち症」と診断された方もいるでしょう。
外からは見えにくく、長引きやすい厄介者。「むちうち」の話。
・・・ムチ打たれてばかりじゃないですよ?
快方に向かっている方々の喜びは、最高の「アメ」。
だから今日も、頑張れる。
目次
むちうち症は見えにくい
主に、頸部が急激なつれ方をしたときに起こります。
自動車の運転中の事故などに多く、受傷直後からのものや、数時間後、
翌日以降になってから症状が出る場合もあります。
主な症状としては、首の痛み、腕のしびれ、頭痛、吐き気などが多く見られます。
見た目からその軽重を判断するのが難しく、レントゲンでも特に異常がないのに、
なかなか良くならず、長引く場合があります。
むちうち症と光線療法
病院でもらった診断書の治療期間を過ぎても、
まだ違和感が残っていたりするのが、むち打ち症の厄介なところ。
見た目にはわかりにくく、周囲に訴えても「まだ治ってないの?」
「レントゲンも異常ないんでしょ?」などと言われてしまい、
辛い思いをしている方もいらっしゃることでしょう。
光線療法では、そういった場合にもより良い効果が期待できます。
早ければ早いほど。
ポイントは、怪我をしたら「できるだけ早く」光線療法を受ける事。
病院と同時進行でも構いません。打撲がある場合なども、速やかな
改善が期待できます。
時間がたってしまうと、受傷の根本がわかりにくくもなり、
さらに副次的な症状が追加されてしまうこともあり、
結果的に、改善に時間を要することになりかねません。
初動って大事。
当院で起こったホントの話
事故の瞬間というのは、自分でも何がどうなったのか、
どこをぶつけたのか、どこが痛いのか、わかりにくい場合があります。
パニックを起こし、興奮のあまり、痛みすら感じなかったケースもあります。
時間の経過とともに、冷静になって初めて、体の異変に気づいたら・・・
結構ひどい怪我だった!なんて方もいらっしゃいました。
満身創痍の49歳女性。
車同士の正面衝突事故により、むちうち、シートベルトによる胸部打撲、
内出血がありました。その他にも、しびれ、頭痛、全身の痛み、めまい、吐き気など、
なかなかの事故だったのですが、入院にならなかったため、
フラフラの状態で、当院に来院されました。
シートベルトの圧迫で、ベルトの形に内出血が広がっていました。
事故の衝撃であちこちぶつけたのでしょう、両膝の内側(膝同士の衝突)、
左膝の外側(サイドギアとの衝突)、首・肩・腰の痛みなど、本当に辛そうでした。
まだ興奮していて、詳しいお話を聞ける状態ではありませんでした。
吐き気もあったので、洗面器の準備をして施術を開始しました。
体勢を変えたりするのも辛く、なるべく動かないような施術を心がけました。
一回目の治療でだいぶ痛みが楽になり、事故の状況などお話することができました。
内出血などは、まだ黒く残っていましたが、体がとても楽になり、喜んでいました。
早めの対処が大切なので、最低3日は連続で来院できるようお話し、ご家族の送迎で
おいでになりましたが、3回目の施術の後、自分で運転して来れるようになり、
(今考えると、事故の後すぐ運転なんて、鋼のメンタル・・・?)
痛みや腫れ、内出血もどんどん良くなってきたのを実感したのか、一週間ほど続けて
来院され、計10回ほどの施術で、ほぼ改善しました。
もっと長くかかると思っていたところ、意外と早く良くなったため、喜んでいましたが、
「せっかく入院も通院も保険かけてたのに、使わなくてもったいない!(笑)」
なんて冗談が飛び出し、笑ったのも思い出深いですね。
その後、仕事復帰しながら時々おいでになりましたが、とくに後遺症もなく、元気になりました。
義母に愛されてる嫁さん32歳。
「うちのお嫁さんが死にそうなんです!助けて下さい!」
そういって飛び込んできたのはお義母さん。
あまりの勢いに驚く私の前に現れたのは、辛そうに体を引きずって、
青白い顔で歩く32歳のお嫁さんでした。
交通事故で、むちうち、頭痛、吐き気、全身の痛みがありました。
事故後、病院でも治療を受けていましたが、けん引治療の後、
余計に辛くなってしまい、事故後7日目、当院に駆け込んだのでした。
見るからに辛そうでした。キラキラ笑顔で幼稚園の先生をしていた彼女から、
笑顔が消えていました。
早速施術を始めると、若さもあるのか、日に日によくなっていきました。
毎日おいでになり、6日目に仕事復帰。「園児が待っていてくれた」と、
嬉しそうに話す姿が、とても美しかったのを覚えています。
そしてそれを、嬉しそうに眺めるお義母さんの姿が、また美しく・・・
嫁姑バトルなんて、この二人には関係ない!?すてきな雰囲気でした!
その後も仕事をしながら時々来院され、後遺症もなく元気になりました。
優しく美しい、幼稚園の先生、完全復活です!
回復への近道。
怪我・むちうち・打撲など、突発的に一気に受けた受傷は、
施術までの時間が早いほうが、回復も早くなります。
ダメージを受けた体に、回復のためのエネルギーを
早めに与えることが大切です。
さらに、数日間続けて施術を行う事で、細胞の活性化や
肉芽発生のエネルギーが十分に与えられ、回復力が高まります。
早めの光線、お勧めします!